2013年8月14日水曜日

Barbour

デザイン ★★ グッドデザイン賞

【コレクション№】 032

【 名 称 】 ??
【発行元】 Barbour
【取得地】 日本

【 機 能 】 会員カード


 男の服、ここにあり

 私は軍服やワークウエアなど機能性のある”男の服”が好きだ。機能性のある服は、その名の通り機能がある訳で普段着にしても便利な事が多く、機能を追求した結果のデザインやディテールも無駄がなくかっこいい。

 このBarbourも100年以上前に、英国海軍にオイルドクロスを供給したのが始まりで、その後英国海軍に防水服を供給したり、モータリゼーションが始まるとバイク用ウェアを開発、その後は英国上流階級のスポーツである乗馬やハンティング向けのウエアを開発したメーカーである。私は伝統を継承し、歴史に裏打ちされた機能性を有した服を製造している会社を敬意を込めて”メーカー”と呼ぶことにしている。逆に歴史はあろうとも、デザインが主となり機能性を持たない服を製造している会社は、逆の意味合いで”ブランド”と呼ぶことにしている。この”Barbour”はもちろん”メーカー”である。

 若い頃からこのメーカーの服に憧れていたが、高価なことや大人が似合うデザインのため、30歳を過ぎてから購入した。購入後もオイルドコットンのべたツキが気になり持て余し、タンスの肥やしになっていた。タンスの肥やしが数年間あり、うまく油が抜けてきたところで着用を始め、今ではシーズンになるとコート代わりに活躍している。

 因みにこのカードは購入時に付帯してくる会員登録書にて登録をした際に送られてきた。オイルドコットンという特殊な生地のため、家庭ではメンテナンスが出来ず、そのメンテナンスのための会員登録ということだった。カードのデザインは深い緑色でBarbourを彷彿とさせかっこいい。しかも、購入当初にはあった会員登録は無くなった様でこのカードも発行されているか分からない。もし、現在カードが発行されていないのであれば、私にとってこのカードはレア度が高いお気に入りの永久保存版になる。こういう形でもこのメーカーに敬意を表したい。


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