2013年12月8日日曜日

中国农业银行 金穂通宝卡

英文名は「AGRICULTURTAL BANK OF CHINA」 英文の略称はその名も「ABC」。


【コレクション№】 046

【 名 称 】 金穂通宝卡
【発行元】 中国农业银行 / 中国農業銀行
【取得地】 中国、上海
【 機 能 】 キャッシュカード、銀聯カード


 今になって後悔、、、

 中国建設銀行、中国銀行、中国工商銀行と並ぶ中国の4大銀行の一つ、中国農業銀行のキャッシュカード。

 カードマニアを自認する私だが、キャッシュカードには食指が動かない。何故なら、他のジャンルのカードに比べてデザインが地味であるし、公的なカードなので紛失した際のリスクや管理に気をつける必要があるため、集める気にはならなかった。

 その様に考えていたので、上海駐在時代にも中国系銀行のキャッシュカードを集めようとは思わず、必要な口座を幾つか開いただけだった。 しかし、今になって非常に後悔している。外国の銀行は別だったのだ!サラリーマン人生に於いて海外駐在の機会は滅多に無いし、そもそも日本在住では外国の銀行で口座を開くの難しい、駐在の機会にもっと口座を開いてカードを集めておけばよかったとつくづく思う。

 当然ではあるが中国にも銀行はたくさんある。上海に住んでいた頃にも近所にはたくさん銀行があった。先に述べた4大銀行の他に、覚えているだけでも交通銀行/平安銀行/招商銀行/浦東発展銀行/民生銀行/中国郵政儲蓄銀行があった。

 上海生活で必要であった、中国銀行と工商銀行、そして浦東発展銀行は口座を開きカードを持っているので追って紹介したいが、それ以外の銀行にも口座を作っておけば良かったと悔やまれる。

 銀行名から連想されること

 全く話は変わるが、中国にも「オレオレ詐欺」は存在する。銀行の窓口には「オレオレ詐欺にご注意!」と記載されたパンフレットも置いてあったし、実際携帯に突然、「事故った!5000元送金して下さい!」なんてSMSが送られて来たりもした。

 知り合いの中国人と「オレオレ詐欺」について話をしていた時のこと。彼曰く、「奴等、本当に程度が知れている。その証拠にSMSで指定してくる銀行名の殆どが農業銀行だ!」

 中国通の方なら彼が言った台詞を理解できると思う。”農民差別”の問題だ。

 彼の地には”都市戸籍”と”農村戸籍”という2種類の戸籍がある。この2つの戸籍の間には社会福祉制度や経済的格差が存在する。”農村戸籍”=農民は”農村”に縛り付けられ移動の自由が無かった。中国が経済発展するに伴い、農村の余剰人口が都市部に労働力として流入する様になり、この流入農民の中には”都市戸籍”や”臨時戸籍”を入手出来たものもいた様だが、”都市戸籍”を与えられぬまま定住して働くものが多い。しかし、この様に”モグリ”で定住すると都市サービスや社会保障から排除されたり、雇用面や教育面でも差別/排除される弱い立場に立たされる。そうやって”差別”が作られて行く。中には犯罪に手を染める人も出てくるだろう。前の彼の発言にはこう言った背景がある。

 だからと言ってこの農業銀行が「オレオレ詐欺」の片棒を担いだりする銀行ではないこと、私がATM操作に失敗しオロオロしている時にしっかり対応してくれた銀行であり、ごく普通のしっかりとした銀行である。当たり前の事であるが、ここに明記しておく。


2013年11月12日火曜日

REGAL CLUB

日本のリーガルカード 
シンプルです

中国のリーガルカード 
"pride"の文字が"面子"をくすぐります。

【コレクション№】 043~045

【 名 称 】 REGAL CLUB
【発行元】 REGAL SHOES
【取得地】 日本、中国
【 機 能 】 ポイントカード


 日本の誇る優良靴メーカーREGAL

 上が日本のREGAL CLUBカード、下が中国のREGAL CLUBカード。日本のカードはシンプルで薄いプラスチック製、中国のカードはICチップも載せられそうな分厚いプラスチック製で、中国人の面子をくすぐる"Pride"の文字入り。メーカーは一緒でも御国が違えばカードデザイン/仕様も異なっていて面白い。

 因みに当時上海のREGALは欧州系の人達が住む新天地にあり、周りは高級車ディラーや西洋の高級ブランドが並ぶ一等地にあった。買い物したら袋を持って出口までお客を見送るなど、社員教育もゆき届いていた。

 スーツに合わせる男の靴は大きく分けてイギリス風、フランス/イタリア等のヨーロッパ風、アメリカ風の3種類に分けられると思う。イギリスものは癖が無くどんなシュチュエーションで履いても恥ずかしくないデザイン。ヨーロッパものは艶っぽい色気があり、独自の雰囲気があって格好良いのだが、履くシーンを選ぶ。アメリカは質実剛健といった感じで、サラリーマンが普段使いするにはピッタリのデザインだと思う。

 REGALは流行を意識したラインナップも作っているが、出処がアメリカ靴なので今でも定番シリーズはドッシリとしたアメリカ靴を作っている。価格はサラリーマンの可処分所得でも充分購入出来る価格帯であるし、昔ながらの製法で本物の靴を作っている。

 私が就職活動していた二昔前、どんな靴を買えば良いか迷っている私に「REGALを買っておけば安心だ。」と父は言った。今ではボロ靴を履いている新入社員に向かって「今度のボーナスでREGALを買え!」という私がいる。
 
メンテナンスの意義

 私はREGALの靴を数足所有している。そのほとんどが5年以上の選手達だ。REGALの靴は昔ながらの製法で作られているので修理が出来る。ヒールの減りは言うに及ばす、踵の中張りやソールの張り替え迄可能だ。市中で出回っている安価な靴は効率とコストダウンを追求した製法で作られている事が多いので、修理が出来ない。本物はグッドイヤーウエルト製法やマッケイ製法などを用いアッパーと底を縫い付けるが、安物はアッパーと靴底を接着剤で固定する。これでは修理出来ない。

 メンテナンスも重要だ。本物の靴を手に入れたとしても、メンテナンスしなければ当然痛む。メンテナンスと言っても大袈裟な事をする訳でなく、ブラッシングして靴クリームを塗り磨くだけだ。それも週一回など決めずに汚れた時にするだけでいいと思う。それだけで、何もしないより数倍長持ちするはずだ。

 メンテナンスのお意義はそれだけで無い。日頃メンテナンスしていれば、ソールの減りや傷など靴の痛み具合が分かり、すぐ対処ができる。そしてそれが長持ちに繋がる。靴に興味がない人でも、靴を自動車やバイク、キッチン用品に胃置き換えてもらえれば、メンテナンスの意義を理解してもらえるだろう。

 私はこのようにメンテナンスと修理して5年選手達を育てた。中には20年選手もいる。このまま育てて子供達に引き継ぐことがささやかな私の夢だ。

 価格訴求が横行しているご時世で、適正価格で本物を作り続けるREGALは老舗和菓子店の様に何百年と残って欲しいメーカーだ。



こんなカードもあります。


2013年11月6日水曜日

销售版旅客八达通 / Sold Tourist Octopus

グッドデザイン賞 ★★★★★
カードデザインと同じように今の香港はオシャレだ。

【コレクション№】 042

【 名 称 】 銷售版旅客八達通/Sold Tourist Octopus
【発行元】 八達通卡有限公司/Octopus Cards Limited
【取得地】 香港
【 機 能 】 交通カード、電子マネー


銷售版(販売版)って何ぞや?

 このカードは先回ご紹介したオクトパスカードのツーリスト版。
 
 ツーリスト版とは、その名の通り旅行者向けのオクトパスカード。中国語で販売(銷售)という名前がついているのは、どういう意味かと気になって調べてみた。

 違いはと言うと、通常のオクトパスは正式名称が「租用版八達通/On Loan Octopus」と言い、発行会社から借りているという形を取っているらしい。そしてこの「銷售版旅客八達通/Sold Tourist Octopus」は販売という名にもあるように、貸すのではなく購入者に売って所有権は購入者にあるカードとなっている。その様な形式であるため、通常のオクトパスカードはデポジットが取られるが、このツーリストオクトパスカードはデポジットが取られない。つまり、旅行者向けのお土産的なカードだ。

 そんな細かい事はどうでも良いとして、このカードは香港という中華の香りが感じられないPOPでお洒落なデザインに仕上がっていると思う。カワイイとか、卡哇伊とか、超可愛、Kawaii、とかそんなデザインのカードだ。

香港のイメージ

 香港に対する日本人が持つイメージってどんなものだろう?

 映画や往年の刑事TVドラマの影響でマフィアが多い?
 ブルースリーやジャッキーチェンの様なカンフー?
 ランニング姿のおじさんが屋台を引いている?
 国際都市でビジネスに余念がない人たちの住んでいるところ?

 短期間ではあるが実際住んだことがあり、以後も定期的に香港へ行っている私にとっては、

 映画Blade Runnerの様な西洋と東洋がミックスされた国際都市でありながらも、しっかり伝統は残っている。ドライでスピーディーだが、しっかり約束を守り同じ目線で対等に商売ができる。公共交通機関等インフラはしっかり整備されていて、住宅の狭さを我慢すればストレスなく暮らせる。グローバル化された社会であり競争が激しい社会であるが、その一方で老人を敬う心が残っており、またボランティア活動が盛んだ。

 私が香港に着任する二日前、東北地震が起こった。日本では台湾に対する報道が多かったが、香港でも香港スター達によるチャリティーイベントが開催された。街中では募金活動が行われていた。実際私も多くの香港の方々に温かい言葉をかけてもらった。香港の事を何も知らない新参者でありながらオープンマインドで接してくれるビジネスパートナーの方々も多い。

 私はそんな香港が大好きだ。

いい感じのパッケージ。セブンイレブンと中国旅行社で販売している。
私は香港空港到着ロビーの中国旅行社カウンターで購入した。





 

2013年10月27日日曜日

八達通 / Octopus Card


コレクション魂 炸裂!


【コレクション№】 039~041

【 名 称 】 八達通 / OCTOPUS
【発行元】 八達通卡有限公司 / Octopus Cards Limited
【取得地】 香港
【 機 能 】 交通カード、電子マネー


これ一枚であらゆるシーンに対応

 香港で流通しているオクトパスカード、交通カードなのだが電子マネーとしても、もちろん使用可能。利用可能範囲もかなり広く非常に便利。香港に行く際に持っていると大概の支払いはこれだけで済んでしまい非常に重宝する。

 知っている限りで使える範囲を列記していこう。

地下鉄(MTR)、バス、トラム(香港島を走る路面電車)、フェリー、エアポートエクスプレス(空港と市内を結ぶ鉄道)、軽鉄(九龍郊外を走る路面電車)、東鉄(香港とシンセンを結ぶ線)、、、。Park'n、Wellcome、DCH、AEON、UNY、YATA等のスーパーやサークルK、セブンイレブン等のコンビニ、マニングスやワトソンズ等のドラッグストア、そしてマクドナルド、スターバックス、大家楽、美心等のファミレスやファストフード、、、。
 
使用例)

出勤途中にベーカリーで朝食を買う
通勤のMTRで
顧客へ向うバスで
顧客へ向う途中のコンビニで水を買う
昼食に入ったマクドナルドで
気分転換に乗ったスターフェリーで
お客を迎えに香港空港に行く際のエアポートエクスプレスで
帰宅途中のスーパーで夕飯の食材を買う

 つまり、公共交通機関やスーパー/コンビニ、チェーン展開している外食産業では殆ど使用できる。しかも、香港には交通カード/電子マネーの類はこのオクトパスカードしかないので、日本の様にSuicaは使えるがWAONが使えないとか、通勤電車ではSuicaが使えるが乗り換えたバスではSuicaが使えないなどといった状況は起こらない。このカードだけで事が足りる。

 しかし、弱点が一つある。それはタクシーでは使えないことだ。少し前に実験的にタクシーに導入するというニュースがあったが、未だ正式採用されたと聞いていない。

Suicaよりも歴史は古い

 ここまで書いてみたが「結局Suicaと同じじゃないか?!」と思え、何か特色は無いかと発行元の〔Octopus cards limited〕のサイトを覗いてみた。するとどうもこのオクトパスカードが世界中の交通カードの元祖のようで、導入開始は1997年と早い(Suicaは2001年の導入)で、ニュージーランドやドバイ、オランダにこのシステムを輸出しているらしい。

 また、変わった使い方として、駐車料金の精算、学校の出欠席や図書館の貸し出し等にも利用されている様だし、あまり記念版を発行しない日本の交通カード勢とは異なり、毎年干支シリーズやドラえもん等のキャラクターシリーズのオクトパスカードが発売されている。

 必要分だけチャージしておけば、海外旅行につきものの小銭の悩みがほぼ無くなるし、余ったら払い戻しすればいいので、旅行や出張で香港に行かれる際は是非使ってみることをお勧めする。

2013年10月12日土曜日

金熊猫卡 / GOLD PANDA CARD

やっぱりパンダ度 ★★★★★

【コレクション№】 038

【 名 称 】 金熊猫卡/GOLD PANDA CARD
【発行元】 四川航空股份有限公司
【取得地】 中国、北京
【 機 能 】 マイレージカード


外国人は想定外?

 四川航空のマイレージ、金熊猫会員倶楽部/Golden Pand Members' Clubのカードです。

 私のカードコレクションは中国駐在時代にスタートしたのだが、その当時、中国にはどの様な航空会社があって、それらの会社がマイレージカードを発行しているか調べていた。

 中国には大小合わせると結構な数の航空会社があり、其々がマイレージを採用している。そしてそのカードの発行方法にも入会すれば発行される会社と入会後条件が揃った後発行する会社がある。中国系の会社は大概後者なのだが、当時は数ヶ月に一度は中国国内線に乗っていたので、自然に条件をクリア出来ると思い、その航空会社に乗るか乗らないかは別にしてとりあえず入会だけしていた。そうしていると便の微調整や自然に条件を満たして何枚か手に入れることが出来た。

「国航知音 / Phoenix Miles」
「南航明珠俱乐部 / China Southern Sky Pearl Club」

しかし、この四川航空の場合は入会出来ずにいた。何故ならエントリーページの氏名など登録の際に民族名を選択する欄があり、それが必須項目だったのだ。しかも、その項目には”外国人”といった選択肢は無く、また身分証番号も入力する必要があり、外国人の入会は想定していないようで、登録することが出来ず入手することも諦めていた。

日本人は何族?

 そんな中、ひょんなことで入手することが出来た。北京から成都へ四川航空に乗ってゆく際、北京空港でチェックインの列に並んでいる時に、四川航空の係員が入会を勧めてきた。彼女は端末を持ち、並んでいる乗客に声を掛けていた。中国ではある程度の年齢になると氏名から生年月日、出身地等が記載/記録されたICチップ付きの身分証が発行される。入会希望者はその身分証を彼女に渡し端末でスキャン、そして情報の入力されていない空のマイレージカードをスキャン情報を書き込めば入会完了と至極簡単な様子。

 私の番になり、入会したいと告げると「外国の方はちょっと、、、、、。」とツレナイ返事。どうしてかと聞くとやはり外国人の入会は想定していないとのこと。そこで引き下がっては今後チャンスはないと思い交渉し、いやいやながら入会を認めてもらった。登録作業を開始すると、確かに面倒そう。中国人の場合の様にカードをスキャンすることが出来ないので、名前から始まり、性別、生年月日、身分証番号(私の場合はパスポート番号)などを手入力しなければならない。
 
そして最後、民族名の欄を入力すれば登録完了という場面で、

係員さん 「お客様は何族ですか?」
私     「日本人です。」
係員さん 「分かっています。日本人の何族ですか?」
私     「”外国人”という登録は出来ないの?」
係員さん 「無いんです。民族名を教えてください。」
私     「(民族名と言われても)・・・・・・。大和族です。」
係員さん 「大和族、、、、、、大和族、、、、、」

と大和族なんて選択項目に無いようで困っている。その横で今までの経緯を聞いていた後ろに並んでいる中国人のおじさんが「大和族?!ガハハハハ!」と笑っている。

係員さん 「大和族は無いんです。どうしたらいいのか、、、、????」
私     「それじゃぁ、漢族にしておいて下さい。」

ということでカードを発行してもらえた。カードを貰ってほくそ笑んでいる私の後ろで、先ほどのおじさんが「大和族!大和族だってよ、ガハハハハハ!」と何が面白いのかまだ笑っていたのだった。




2013年9月16日月曜日

上海文峰美发美容加盟连锁 特惠黄金卡

将軍様かと思った。


【コレクション№】 037

【 名 称 】 特惠黄金卡
【発行元】 上海文峰美发美容加盟连锁
【取得地】 中国、上海
【 機 能 】 プリペイドカード


ローカル色満載の美容院

 上海駐在時代に通っていた美容院のプリペイドカード。地元企業なのでローカル色満載、思い出深い美容院だった。何がそうさせたか列記していこう。

その一) 制服が航空会社風

 男性はパイロット、女性はCAを模した制服。肩章の模様がそのスタイリストの地位を表す。男性が着ているシャツは安価な化繊シャツでプレスが利いていないこと多く、女性のCA風制服は微妙な丈のミニスカートでいずれも清潔感に欠ける。

その二) 脅威の割引率

 プリペイドカードを使用すると現金払いに比べ大幅な値下げ率となる。シャンプー/カット/ブローの基本セットは現金の場合20元なのに1,000元前払いしてこのカードを買うと7.8元(当時のレートで約100円)に。その割引率、何と61%オフ。男性の場合、月に1回散髪に行くとして基本セットのみであれば、10年以上前払いしたことになる。1,000元チャージのコース以外にも10,000元や25,000元のコースもあった。いったいどんな人が買うのだろう。

その三) 出処不明のシャンプーやリンス
 
 使用されるシャンプーやリンスのパッケージを裏面を見ると、文法的におかしな日本語がプリントされている。日本製を使用していると見せたかったのか、若しくは日本企業の製品かと思わせたったのか。本当に日本企業が製造しているの製品だったのであれば、その企業のセンスを疑う。

その四) 美容院のオーナーが怪しい

 美容院が発行する情報誌にはオーナーに関する記事が多数。この美容院の成り立ちに始まり、オーナーが生み出した美容方法などが紹介されている。それなら普通だが、あまりにもオーナーが前面に出すぎている。オーナーが新しい美容方法を紹介する記事では、社員がオーナーを取り囲み、オーナーが奇異はポーズを取りつつ社員に教える、まるで新興宗教の教祖の様だった。

 ネガティブな事ばかり書いたが、良いところももちろんあった。

 シャンプー時には時間的には短いが本格的なマッサージをしてくれたり、リーダー格のスタイリストにカットしてもらうには予約が必要で、カット料金もとたんに100元台になるが、日本人にも納得できるオシャレなスタイルにカットしてもらうことが出来た。一般のスタイリストの中にも気のいいスタイリストがいて、他愛もない話で盛り上がったりした。

 最近は上海出張も減り行く機会がないが、もし行くことがあるなら、是非覗いてみたい思い出のスポットだ。


2013年8月24日土曜日

Amazon ギフト券

イラっとしたカード

【コレクション№】 036

【 名 称 】 Amazon ギフト券
【発行元】 アマゾン
【取得地】 日本
【 機 能 】 ギフトカード、プリペイドカード



使用上の注意

 皆さん良くご存知のアマゾンが販売しているギフトカード。このカードを貰ったり、買ったりした方は裏面の使用方法をよく読んで使用しましょう。そうでなければ私の様に"イラっ!"としてしまうことになる。私の場合"イラっ!"とするどころか、この企業に不信感を抱くようになってしまった。

 このカードは自分のアマゾンのアカウントにカード番号を登録して利用するのだが、有効期限がある。この登録に有効期限がある訳でなく、この有効期限は購入後から実際の買い物に利用できる期限があるということだ。

 アマゾンでは普段クレジットカード決済をしているのだが、コレクションの為にこのカードを購入した。購入後しばらく登録せず放置しておいた。忘れた頃に登録し、更に登録したことを忘れて、いざ利用しようとしたら、あるはずのアカウント残高が消えている。ギフト券アカウント履歴を見てみるとこんな表示がされた。


 なぜたった四ヶ月で使えなくなっているのか? その前に有効期限って何だ?


容赦の無いルール

 アマゾンのサイトを見ても要領を得ず、カードの裏面を見てみると「このギフト券の有効期限はご購入から1年間(ただしご購入日を含めて計算します)です。」と書いてあるではないか。しかも、太字にする訳でもなく、色を付ける訳でもなく、小さな文字でさらっと書かれている。

 という事は、つまりこうだ。私は2012年1月にカードを買った、2012年9月に登録した。けど利用しなかった。よって2013年1月に有効期限が切れ、カード代金も消滅した。容赦ないルールだ。

 良く確認しなかった私も悪いが、重要なルールを周知させる気が無い企業も問題だ。

 

2013年8月16日金曜日

法航夏季航班时刻表 / AIR FRANCE time schedule card




【コレクション№】 035

【 名 称 】 法航夏季航班时刻表 / AIR FRANCE time schedule card 
【発行元】 Air France
【取得地】 中国、上海
【 機 能 】 時刻表



 カードを求めて空港を徘徊

 このカードはエアフランスの時刻表。その他の機能はない。時刻表だけの為に、この様なコストの掛るプラスチック製のカードをつくるなんて、今の日本の御時世では紙ベース若しくはWebでの対応になるはずで、あり得ない事と思う。

 このカードはコレクション魂に火が点いた時期、私が上海駐在をしていた時期に上海の浦東空港で入手したもの。出張時、早めに空港に行き、目ぼしいカードはないかと空港カウンターを徘徊していたところ、このカードを見つけた。

 当時は北京オリンピックや上海万博の頃で、中国全体がバブルを謳歌していた時期。このカードも、そんな中国の御時勢を反映してか、立派なカードに仕上がっている。空港のカウンターには、このカード以外にも本来なら入会手続きを行わないと取得できないマイレージカードや、万博限定マイレージカードを直ぐ手に入れる事ができた。人がいないカウンターにこれらのカードが置いてあり、自由に持ってゆくことが出来たのだ。

 このカードを入手してからは他にもカードがないか、どの空港でも早めに空港に行き空港内を徘徊するようになってしましった。中国以外に香港やタイの空港でも同じ様に徘徊したが、手に取れる場所にカードは置いていなかった。いい歳をして、何をやっているのかふと思ったりしたが、このコレクション魂はなかなか収まらない。中国では実際にこのカード以外に数種類、同じ形で入手出来た。これらのカードは追って紹介したいと思う。


2013年8月15日木曜日

Travelex REWARD LOYALTY MEMBER

デザイン ★★★★ グッドデザイン賞



【コレクション№】 033~034

【 名 称 】 Travelex REWARD LOYALTY MEMBER
【発行元】 Travelex
【取得地】 日本
【 機 能 】 会員カード


 オーストラリアものんびりしていた

 外貨両替を専門に行っているTravelexなる会社の会員カード。このカードを提示すると、両替時の手数料が割引になるというもの。会員登録は同社Webの専用ページから入会するのだが、発行処理に時間が掛るらしく、入会手続時に約6週間の期間が必要と表示された。

 入会手続きを終えて2ヶ月以上が過ぎても送られてこず、手続きにミスがあったと思い、再度手続きをすると、ほぼ同時期に2枚送られてきた。従って、会員番号は違うが同じカードが2枚、手元にある。発送元はオーストラリアだった。私の所有する別のクレジットカードも請求書の発送元オーストラリアだった。専門用語でどの様に言うのか分からないが、会員への各種書類の送付など不特定多数へ書類等発送する業務はオーストラリアで行うことが多いのか?とふと思う

 肝心のデザインは垢抜けておしゃれな感じ。外貨両替時の手数料は目立たないが、重要な要素なので、このカードをしっかり使おうと思う。


2013年8月14日水曜日

Barbour

デザイン ★★ グッドデザイン賞

【コレクション№】 032

【 名 称 】 ??
【発行元】 Barbour
【取得地】 日本

【 機 能 】 会員カード


 男の服、ここにあり

 私は軍服やワークウエアなど機能性のある”男の服”が好きだ。機能性のある服は、その名の通り機能がある訳で普段着にしても便利な事が多く、機能を追求した結果のデザインやディテールも無駄がなくかっこいい。

 このBarbourも100年以上前に、英国海軍にオイルドクロスを供給したのが始まりで、その後英国海軍に防水服を供給したり、モータリゼーションが始まるとバイク用ウェアを開発、その後は英国上流階級のスポーツである乗馬やハンティング向けのウエアを開発したメーカーである。私は伝統を継承し、歴史に裏打ちされた機能性を有した服を製造している会社を敬意を込めて”メーカー”と呼ぶことにしている。逆に歴史はあろうとも、デザインが主となり機能性を持たない服を製造している会社は、逆の意味合いで”ブランド”と呼ぶことにしている。この”Barbour”はもちろん”メーカー”である。

 若い頃からこのメーカーの服に憧れていたが、高価なことや大人が似合うデザインのため、30歳を過ぎてから購入した。購入後もオイルドコットンのべたツキが気になり持て余し、タンスの肥やしになっていた。タンスの肥やしが数年間あり、うまく油が抜けてきたところで着用を始め、今ではシーズンになるとコート代わりに活躍している。

 因みにこのカードは購入時に付帯してくる会員登録書にて登録をした際に送られてきた。オイルドコットンという特殊な生地のため、家庭ではメンテナンスが出来ず、そのメンテナンスのための会員登録ということだった。カードのデザインは深い緑色でBarbourを彷彿とさせかっこいい。しかも、購入当初にはあった会員登録は無くなった様でこのカードも発行されているか分からない。もし、現在カードが発行されていないのであれば、私にとってこのカードはレア度が高いお気に入りの永久保存版になる。こういう形でもこのメーカーに敬意を表したい。


2013年8月12日月曜日

海军上海基地医院

たぶんこっちが表
たぶんこっちが裏

【コレクション№】 031

【 名 称 】 ??
【発行元】 海军上海基地医院 / 海軍上海基地医院
【取得地】 中国、上海
【 機 能 】 カレンダー、広告、優待券



 マニアの心意気

 このブログの第1回にも書いた通り、コレクションの一つに「ハード素材のキャッシュカードサイズのカードで機能は問わない」というルールがあり、このカードもこのルールに則り取得した。このカードは上海に赴いた際、現地スーパーのお客様カウンター横に置いてあったもので、普段からアンテナを張っている私は内容も見ずに直ぐ手に取った。日本であれば紙ベースで作るタイプのカードでも、中国ではわざわざ硬質なプラスチック素材で作ってしまう。カードコレクターの私にとっては、中国は天国であり、アンテナ張り過ぎで気が休まることのない国である。

 広告にもお国柄

 このカードの広告内容が実に中国的だ。軍隊が経営しているであろう病院という発行元からしてそうであるし、病院の診察/治療内容が記載されているが、婦人科欄には普通人工中絶やなにやら特殊な人工中絶の記載がある。しかもその普通人工中絶は180元で可能(日本円で約2700円)。

 人口が13億いる国で、一人っ子政策がまだ継続中の国で、この手術は結構な頻度で行われているから市場原理が働いてこんな価格で施術できるのであろう、日本ではこんな値段で施術できるのだろうか?等と考えていると、男性向け治療として包茎手術89元(約1000円)の記載に気付く。この部分は世界共通らしく、少し安心した。



 

CICA



【コレクション№】 030

【 名 称 】 CICA / シーカ
【発行元】 奈良交通 株式会社
【取得地】 日本
【 機 能 】 
交通カード

 
 地方都市の交通カード

 奈良市を拠点とする奈良交通の交通カード、その名も『CICA』。奈良と言えば鹿、だから『シーカ』。もう少し気の利いた名前にすればと思う部分もあるが、この名前も地方都市っぽくていい。このブログの新しいラベルを考えた。相互利用をしていない地方都市の交通カード=地方交通カード。そのまんまの名前だが、カードコレクションが増え、このブログも部数が増えた後、地方交通カードで検索をかけて悦に入ろう。

 また訪れたい奈良
 
 奈良と言えば、私の地元では小学校の修学旅行先の定番で、京都とセットで必ず訪れる地域。当時は単に連れられるまま奈良を訪れ、鹿に餌をやったり、お寺を見たりするだけだったが、この年になって久しぶりに奈良の東大寺を訪れると、幼い頃には感じられなかった風情や情緒を感じることが出来て新たな発見であった。



 中国、台湾、香港、韓国などアジアの観光客も大勢来ていた。そのなかでも台湾人と思われる男性がもみじの紅葉をみて、「漂亮!」と一眼レフカメラで激写していたシーンが印象的だった。

苔生す樹木、侘・寂

外国人も認める美しさ





2013年8月10日土曜日

MIO CLUB CARD




【コレクション№】 029

【 名 称 】 MIO CLUB CARD
【発行元】 天王寺ミオ
【取得地】 日本
【 機 能 】 ポイントカード


 
コレクションの楽しみ
 
 私にとって、このコレクションの楽しみはカードを入手すること以外に、今度はどんなカードを入手しようかと考える事や調べる事が大きな楽しみの一つになっている。

 国内外を問わず出張や旅行する際には、事前に行く先ではどの様なカードが流通しているのかを調べる。はたまた出張/旅行の有無に関わらずマイレージや飲食店チェーン、スーパー、本屋、更には国などカテゴリーを決めて、どの様なカードが流通しているか調べたりなど、こんな些細なことが非常に楽しい。

  このカードはそんな調査のうえ、出張の際に入手したもの。

 若者向けブランド中心のオシャレなファッションビルの会員カードで、若者が闊歩するなか、スーツ姿で『MIO CLUBに入りたいのですが?』とインフォメーションの係員に言うのは、小っ恥ずかしい。


2013年6月1日土曜日

南航明珠俱乐部 / China Southern Sky Pearl Club



【コレクション№】 028

【 名 称 】 南航明珠俱乐部 / China Southern Sky Pearl Club
【発行元】 中国南方航空
【取得地】 中国、上海
【 機 能 】 マイレージカード



 駐在員のわがまま?

 こちらのマイレージカードは、中国駐在時代に国内出張のスケジュールを恣意的に調整して入手したもの。日系航空会社のマイレージはサービス精神旺盛で、入会して数百円の発行手数料を支払えば、直ぐにカードを発行してくれるが海外の航空会社はそうじゃないケースのほうが多い。


 この南方航空の場合は、3フライト搭乗若しくはマイル数が1500km以上にならないとカードが発行されない。この様な理由から、片道2フライト×往復で4フライトのうち3フライトを南方航空にして入手した。恣意的にといっても、余分な日数を出張した訳でもなく、無理な時間設定にした訳でもなく、ちょっとだけ時間を早めたりして南方航空に乗る様に調整したから許容範囲でしょう。


飛行機が落ちる理由?


 この出張時にちょっとしたカルチャーショックを受けた。広州で一度乗り換え地方空港に行くフライトでの出来事。そのフライトの機体は横1+2席の50人も乗ったら定員かのような小型機。しかもメーカーは悪名高きボンバルディア社。不思議なもので、どちらも空を飛ぶことは変わりないのに、大きな機体ならば安心感を持つが、こんな小さな機体では不安が横切る。



実際に乗った機体


 不安な気持ちのまま、機体は離陸したのだが、その際に信じられないハプニング。一人の乗客が今正に離陸している最中(機体が斜めを上を向き上昇している最中)に、携帯電話で通話をしている。

 『今ちょうど離陸しているところなの、後1時間ぐらいで着くから空港まで迎えに来て。』

 なんて言っている。

 飛行機が動いている最中は電気機器は使わないのがルールではなかったか? 電気機器が発する電波が飛行機の電気機器に影響する恐れがあるから電源を切れとアナウンスがあったばかりではなかったか? 飛行機の電気機器に影響するイコール墜落するかもしれない、という発想/認識は出来ないのか?もしかしたらこのフライトの数ヶ月前に墜落した河北航空の墜落原因は乗客の携帯電話使用によるものだったのではないか?、、、、、、、。 彼の地の人々のマナーの悪さは定評があるが、これは酷すぎる。

 こんな事が原因で墜落し死亡しても死んでも死に切れない。ホント心の底から、そう思った出来事でした。

2013年5月26日日曜日

manaca


溢れるコレクション魂!

【コレクション№】 025~27

【 名 称 】 manaca / マナカ 

【発行元】 ㈱エムアイシー / ㈱名古屋交通開発機構
【取得地】 日本、名古屋 
【 機 能 】 交通カード、電子マネー

コレクション魂炸裂!!!

 manacaは下の画像の通り2社から発行されている。コレクターとしては両方とも取得しなくてはならず、更に駐在時代の日本一時帰国の際、慌てて購入したので2社の違いが分からず3枚も購入してしまった。

左) エムアイシー(名鉄)  右)名古屋交通開発局(市バス/地下鉄)




2013年5月25日土曜日

Le Club Accorhotels



【コレクション№】 024

【 名 称 】 Le Club Accorhotels / アコーホテルズロイヤリティプログラム
【発行元】 アコーホテルズ
【取得地】 日本
【 機 能 】 ポイントカード


フランスもノンビリしている

 SOFITEL(ソフテイル)、NOVOTEL(ノボテル)、Mercure(メルキュール)、ibis(イビス)などを傘下に持っているAccor hotels (アコーホテルズ)のロイヤリティプログラムカード。

 この手のプログラムは、グループのサイトで直接予約し宿泊した後、若しくは宿泊した際にフロントで入会申し込みするなどして、条件が整った後カードが発行されることが多い。これらの手順を踏んだはずが。手に入れるまで非常に時間が掛かってしまった。

STAGE 1) 上海のメルキュールのフロントで入会する。その際、”今回宿泊して頂いたので10日後にはフランスの本部からカードが送られてくる”と説明を受ける。

STAGE 2) 実際10日後に送られてこず、後日”住所データがないので送付付加”と言う内容のメールが来る。
 
STAGE 3) 申し込み用紙に住所もしっかり記入してフロントスタッフに渡したのに、、、と思いつつ同グループサイトのアカウント管理ページから住所を入力。

STAGE 4) 待つこと1ヶ月。それでも送られてこないので、フランス本部にメールする。メールの返事は”確認できましたので2週間後に発送します”。

STAGE 5) 待つこと数ヶ月、まだ送られてこない。半分あきらめた状態で香港で同グループのホテルに宿泊すると、やっとカードが送られてきた。


最初の申し込みから約9ヶ月。。。。


 結局何が問題でこんなに時間が掛かったのか分からずじまいだが、申し込み時の宿泊はカウントされていなかった様子。まぁ、カードは手に入れることが出来たから良しとしよう。



オシャレでかっこいい封書で送られてきた!



2013年5月19日日曜日

MARCO POLO CLUB / GREEN CARD

マイレージカード
ラゲージカード
【コレクション№】 022~023

【 名 称 】 MARCO POLO CLUB

【発行元】 Cathay pacific / キャセイパシフィック航空
【取得地】 日本

【 機 能 】 マイレージカード


お上よ、そこまでするか!

 キャセイパシフィック航空のマイレージプログラム、マルコポーロクラブのマイレージカードです。


 キャセイは香港出張に行く際に使っており、結構なマイル数が貯まって喜んでいた。そんな矢先、会社の総務部長から気になる情報を入手する。


それは、「マイレージに課税」。。。。。。


 日本の税務署がマイレージを個人の所得と捉え、所得税を徴収しようと画策している。「なんと!そこまでするか?!」と同時に「ついに来たか!」と感じる。私の場合、毎月何千マイルも貯まるわけなく、万が一課税されたとしても微々たる金額なのだが、これが会社単位、更に大企業になれば凄い金額になる。
人口が減って財源が減ってゆくなか、財源確保のためとはいえ庶民のささやか楽しみにまで課税するとは困ったものだ。

2013年5月18日土曜日

KIPS ICOCA 定期券


【コレクション№】 021

【 名 称 】 KIPS ICOCA 定期券
【発行元】 近畿日本鉄道
【取得地】 日本
【 機 能 】 
定期券、交通カード、電子マネー


複雑な相互利用

 今回ご紹介するのは近鉄KIPS ICOCA定期です。

 近鉄のICカード型定期はこのKIPS ICOCA定期とICOCA定期があり、通勤定期を購入する際、どちらを購入しようか迷った。結局、通常のICOCAはすでに持っており、通勤時に見ていると圧倒的にICOCA定期を使っている人が多いので、人とは違うものを持ちたいと言うマニア心もあってKIPS ICOCA定期を選択した。

 全国ICカード相互利用が始まって、このICカード定期も鉄道会社を跨ぐ連絡定期として使えるようだが、結構制約あり、その内容も複雑。その証拠に定期券売り場で並んでいる時、こんな会話が聞こえてきた。

お客さんA: 名古屋駅まで近鉄で、JRに乗り換えるけど、1枚の定期になりますか?
駅員さん: 大丈夫です、1枚に収まります。

お客さんB: 近鉄→名鉄は?
駅員さん: 確認します!

お客さんC: 近鉄→地下鉄→市バスは?
駅員さん: 確認します。。。。。

お客さんD: 近鉄→○○→○○→○○は?
駅員さん: あぁ-!分からなくなってきたぁ~! 本部に確認しますっ-!

駅員さんテンパってました。

2013年4月29日月曜日

ICOCA



【コレクション№】 020

【 名 称 】 ICOCA
【発行元】 JR西日本
【取得地】 日本
【 機 能 】 交通カード、電子マネー


 
 ICOCAです。以前紹介したTOICAに負けず劣らず地味です。

 少し前まではTOICAと同じく、ないない尽くしの交通カードだったはずですが、知らぬ間に『Smart ICOCA』というカードが作られてました。手持ちのクレジットカードに緋も付けてオートチャージが出来て、ポイントも付くタイプ(画像は一般のICOCA)。ついにTOICAも一人ぼっちになってしまいました。

 それにしても、日本の交通カードって何故ベースの色がシルバーなんだろ?その他の主要交通カードもほぼベースがシルバーなんだな。



2013年4月28日日曜日

莱美假日酒店 贵宾卡 / LAIMEI HOLIDAY HOTEL VIP CARD



【コレクション№】 019

【 名 称 】 莱美假日酒店 贵宾卡 / LAIMEI HOLIDAY HOTEL VIP CARD
【発行元】 莱美假日酒店
【取得地】 中国、成都市
【 機 能 】 ポイントカード


古き良き中国の面影を残したホテル

 中国成都市で宿泊したホテルのVIP CARD。要するにポイントカード。
 成都に行った際に泊まったホテルで、特に有名なチェーンでもなく、星が多い訳でもなかったが、印象に残るホテルだった。

印象1) 部屋が広い。

 日本のビジネスホテルのシングルが優に3部屋ぐらい入るであろうかという広さ。ただ時期が2月だったので、エアコンが追いつかず(セントラル空調ではない)、寒くて夜目が覚めたが。。。。

大きなベットと余裕のあるスペース、写真を撮った位置の
後ろにバスルームがある。バスタブがなかったのが残念。

印象2) 食堂

 朝食の食堂がディープ。物置の様に雑多な物が置いてある部屋にテーブルが2~3。私服にエプロンのおばちゃんが一人でサーブ&調理。具なしマントウと白粥、日本人にはよく分からない漬物の3点のみ、がメニュー。このおばちゃんが愛想良くて”おかわりはどう?”ってすすめてくれる。

印象3) 人民服コート

 上海なんかではホテルのフロントスタッフも教育されてて服装もこなれているが、このホテルでは古き良き?中国スタイル。フロントスタッフの制服はカーキ色の分厚いコート。日本風に言えば国防色?の軍服風。

でもって、チェックイン時にこのカードの存在を知り、この分厚いコートを着た女性スタッフが丁寧に説明をしてくれ20元払って入会。今度いつ泊まるか分からないが、大切なコレクションになっています。




2013年4月27日土曜日

木曽路 パートナーシップ カード

何故にローマ字表記?

【コレクション№】 018

【 名 称 】 木曽路パートナーシップカード
【発行元】 木曽路
【取得地】 日本
【 機 能 】 ポイントカード


 我が地元にある有名しゃぶしゃぶチェーン店のポイントカード。チェーン店といっても普段使いは出来ない高級店。会社関係か家族行事で使うかといった感じのお店です。

 初めて行った時はあまりの美味しさにお肉をおかわり、会計の金額にも驚愕したけど、今となっては数枚のお肉を頂き、後は野菜中心という食べ方に変化。そう、高級店なのでお肉が超霜降り。若くないといっぱい食べられません。

 片手程度しか行ったことなく、その殆どが自分の財布からではないので、ポイント貯まりません。。。貯めるとすれば、このお店で会社の宴会をして、幹事となって支払いしてポイントを貯める!いかん、いかん、これじゃ一頃ニュース番組でも取り上げられていたマイレージを稼ぐ方法と一緒、他の社員から白い目で見られてしまう。

 一生懸命仕事してボーナス一杯もらって家族で来てから、ポイントを貯めようっと。




2013年4月24日水曜日

国航知音 / Phoenix Miles

同一カード所有度 ★★☆☆ 同一カード2枚所有

【コレクション№】 016~017

【 名 称 】 国航知音 / Phoenix Miles
【発行元】 中国国際航空
【取得地】 日本
【 機 能 】 マイレージカード



空飛ぶ国営企業?

 このブログの根底にはカードへの愛があって、悪口は書きたくないだが、中国国際航空には一言いいたい。”サービス最悪。。。。ホスピタリティという言葉を知っていますか?”

他の中国系航空会社に比べて圧倒的にサービスが悪い。CA達に笑顔が無く、やってやってる感がほとばしっている。愛想がなく、話す言葉も最低限。もう、国営企業の悪いところが全面に出ている。利用した回数はそれ程でもないから、中には良いCAもいるのだろうが、、、。

一生懸命さが伝わる東方航空を見習って欲しいものだ。(东方万里行 / Eastern miles)



2013年4月22日月曜日

TOICA

地味度 ★★★★★ 機能までも地味


【コレクション№】 015

【 名 称 】 TOICA / トイカ
【発行元】 JR東海
【取得地】 日本
【 機 能 】 交通カード、電子マネー


土地柄なのか?

 我が地元のJR系交通カード、TOICAです。見た目も地味ですが、機能もいたって地味。何をもって地味と言うか?今年春から相互利用可能になった他の交通カードと比較してみようと思う。

 Suica → Suicaポイントや提携クレジットカードがありポイント取得の楽しみがある。
 PASMO → 提携クレジットカードあり。
 ICOCA → ポイント制度あり。
 manaca → ポイント制度あり。
 SUGOCA → ポイント制度、提携クレジットカードあり。
  nimoca → ポイント制度、提携クレジットカードあり。
 はやかけん → ポイント制度あり。
 PiTaCa → 提携クレジットカードあり。
 
 つまり、この交通カードを乗車や電子マネーとして利用した場合、利用者にとってメリットがあるかどうか?で、TOICAには提携クレジットカードもなくポイント制度もないので、利用者に還元される仕組みがない。強いて言えば小銭を持たないですむというぐらいであり、定期券ユーザー以外にはメリットがないです。

 ポイント制度がない主要交通カードにKitacaもあるが、Kitacaは地味だがキャラクターグッズを販売しており若干だが特徴あり。Toicaにいたっては、キャラクターグッズもない。無い無いづくし。

 新幹線で儲かっているから乗り気ではなかったが、他のJRが発行したからお付き合いで出しました感をひしひしと感じるのは私だけだろうか?

2013年4月20日土曜日

东方万里行 / Eastern miles

同一カード所有度 ★★★★★ 同一カード3枚所有

【コレクション№】 012~014

【 名 称 】 东方万里行 / Eastern miles / イースタンマイルズ

【発行元】 中国東方航空 / China Eastern Airlines
【取得地】 日本
【 機 能 】 マイレージカード


 

新しいデザインのカード

 はっきりとした時期は忘れたが、東方航空のSKY TEAMへの加入を機に新しいデザインに変わった。SKY TEAMマーク、買収した上海航空のロゴと社名が入って、以前紹介した旧デザインに比べかっこよくなった。


 このカードはわざわざ中国本社から郵送されて来たもの。何故か時期をずらし同じ会員番号のカードを1枚ずつ計3枚送ってきた。

 先日(2013年4月)久しぶりの中国出張で東方航空に乗った。鳥インフルエンザの影響なのか、島の問題の影響なのか、空席が目立つフライトだった。しかも、機体も以前に比べ古いオンボロになっていた気がするし、日中間路線なのに日本人CAはおろか日本語アナウンスもなかった。色んな意味で”今”と言う時代を感じるフライトだった。東方航空は好きなキャリアなので、時流に流されず頑張って欲しいものだ。



2013年4月17日水曜日

伊藤洋华堂 美食卡

激辛度 ★★★★★ 何でも唐辛子


【コレクション№】 011

【 名 称 】 美食卡 / Dining Card
【発行元】 伊藤洋华堂(イトーヨーカドー)
【取得地】 中国、成都市
【 機 能 】 プリペイドカード




成都と言えば、、、、。


中国成都市にあるイトーヨーカドー地下のフードコートで取得。

 中国にあまり縁が無い方でも、成都にヨーカドーがあることは報道で知っていることと思う。中国で反日デモがあった日には真っ先に報道されるお店。出張時に行ってみたのだが、成都のヨーカドーはすごい!何がすごいって来客数の多さ。平日の朝一番に行たが、地下の食品売り場にはおじいちゃん&おばあちゃんが既に多数来店していた。それも日本のスーパー関係者の方が見たら、溜息で呼吸困難、ヨダレで溺れるくらい嫉妬しそうな来客数。ものの本や現地駐在員によると、ヨーカドーは地域ナンバーワンではなく、オンリーワンの存在になるほど現地の人に愛されているらしい。来客数もさることながら、お客さんが楽しそうに買い物し、お店のスタッフも感じが良かった。

 それはさておき、成都は四川省の省都、四川省と言えば四川料理、四川料理といえば激辛!どれだけ現地の人が唐辛子好きかを垣間見ることができた。私が食事している時、現地の人の料理を見たら、全て真っ赤、いや赤を通り越して赤黒いほどに唐辛子。

 このフードコートには日式ラーメンやタコ焼きのお店もあったが、薬味は唐辛子の粉末。日本のセルフ式うどん屋さんのタダのネギや鰹節の様に、タッパにてんこ盛りの唐辛子がおいてある。それをラーメンにドバッ!たこ焼きにドバッ!とかける。

 一緒に行った中国人(北方出身)も成都の辛いもの好きには、度肝を抜かれていました。


2013年4月14日日曜日

SUB CLUB CARD



【コレクション№】 010

【 名 称 】 SUB CLUB CARD / サブクラブカード
【発行元】 SUBWAY
【取得地】 日本
【 機 能 】 ポイントカード、ポイントカード


 なんでもポイントが付く世の中です。

 っていうか、もう一昔、ふた昔からポイント制度はあるけれど、ポイントを付けていく媒体が時代によって変わってます。初期は紙ベースのスタンプカード→書き換え自由の磁気カードのポイントカード→ネットでポイント照会やポイント交換できるポイントカード、のような流れで動いる。このカードはチャージが出来て、利用金額に応じポイントがつく。そして貯まったポイントをお金としてチャージ可能。

 SUBWAYに行くといつも思い出すのが、ケント・ギルバートが経営してたタコスのチェーン。今はもうないのだろうか?



2013年4月8日月曜日

上海公共交通卡

After!! 使用頻度 ★★★★★ 4年間ほぼ毎日!
Before!! 上のカードと同じタイプの新品。擦り切れる前はこんなにきれいだった。


【コレクション№】 008、009


【 名 称 】 上海公共交通卡 / 上海公共交通カード
【発行元】 上海公共交通卡股份有限公司
【取得地】 上海
【 機 能 】  交通カード


 上海駐在時代の殆どを一緒に過ごした交通カード。擦り切れて色が変わってしまった愛しき交通カード、上海時代の思い出と共に大事にしまってあります。

 機能は上海地下鉄/バス、タクシー、市内を流れる"黄埔江"の渡船等の交通機関、その他マックなどの飲食店でも一部使用可能。ネット情報によると、高速道路の高速料金や蘇州や杭州でも利用可能らしい。上海公共交通股份有限公司のサイトには残高照会機能があって便利。ここ1年以上も上海に行ってないけど、たまに残高チェックしています(泣)。

 因みにこのカード、タクシーで残高ゼロのカードに摩り替えられることがあると聞いていたので、裏面には大きく名前を書いています。




2013年4月7日日曜日

国家电网 电费缴费卡

感激度  ★★★★★ from friends!

【コレクション№】 007

【 名 称 】 电费缴费卡 / 電気料金支払いカード(直訳)
【発行元】 四川成都电业局
【取得地】 中国、四川
【 機 能 】 電気料金支払い用???


 
 このカードは私のコレクションを理解してくれている(ホントかよ!)数少ない友人からのプレゼント。私が中国入りした際、わざわざ予定を前倒し&カード持参でお会いして頂きました。

 気になる機能は???、良く分かりません。頂いた方によると、どうもこのカードを使って電気料金を精算するようですが、プリペイドカードでもないようで、どうやって使うのか。。。。。でも、そんな事はどうでも良く、私のコレクションの為に頂いたと言うことが重要です。

 それと同時にこのカードを持っている日本在住の日本人は10人もいないと断言できる。ましてやコレクションしている人間にいたっては皆無のはず!

レア度も五ツ星のカードです!!

2013年4月6日土曜日

Suica



【コレクション№】 006

【 名 称 】 Suica / スイカ
【発行元】 JR東日本
【取得地】 日本
【 機 能 】 交通カード、電子マネー



 今更説明する必要までもない有名な交通カードのSuica。ここから日本の交通カードの歴史が始まったと言っても過言ではないね。

 今年平成25年春から主要交通カードの全国相互利用がスタートしましたね。相互利用が可能になったのは、Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCAの10種類。この内7種類は入手済み。順次、紹介して行きます。




2013年4月4日木曜日

MIDLAND SQUARE CINEMA CLUB

デザイン ★★★★☆ グッドデザイン賞

【コレクション№】 005

【 名 称 】 MIDLAND SQUARE CINEMA CLUB / ミッドランドスクエアシネマクラブ
【発行元】 ミッドランドスクエアシネマ
【取得地】 日本、名古屋
【 機 能 】 ポイントカード


 名古屋人なら誰でも知っている名駅(名古屋駅のこと、名古屋人なら名駅という)前のミッドランド内にある映画館のポイントカード。通勤途中にあるので帰宅前にここで映画を観て帰ることが、仕事を定時で上がった時の楽しみです。

 因みにこの名駅、カタカナ表記では”メイエキ”だが、実際は「メーキ」とか「メエエキ」とか”イ”と”エ”が発音されないか”イ”を”エ”に変えて発音するのが名古屋ルールです。

 

2013年4月2日火曜日

东方万里行 / Eastern miles

2006年入会当時のデザイン

2007年当時のデザイン

【コレクション№】 003、004

【 名 称 】 东方万里行 / Eastern miles / イースタンマイルズ
【発行元】 中国東方航空 / China Eastern Airlines
【取得地】 日本
【 機 能 】 マイレージカード



初めてのマイレージ

  私が初めて入会したマイレージはJALやANAではなく中国東方航空(MU)だった。上海駐在が決まるまで飛行機に乗っての出張など無く、当然マイレージの仕組みも知らなかったので、東方航空で他の航空会社のマイレージを貯めることができる事を知らず、あまり深く考えずに入会した。

 この東方航空のCA達のサービスは中国系の航空会社の中では一生懸命さが伝わる良いサービスと思う。特に当時は北京オリンピックや上海万博を控えており、先進国の航空会社のサービスに追いつけ追い越せとばかり、JALやANAの様な完成された様式美漂うサービスではなく荒削りだが明るい前向きな雰囲気だった記憶がある。

 乗り始めた当初はCA達の中国語独自のぶっきらぼうな口調に違和感を感じたが、中国系の他社の航空会社に乗ったり、中国語に慣れCA達とコミュニケーションが取れるようになると、次第に彼らの良さが分かってきた。お世辞にもカードのデザインはカッコいいとは言えないが、今では私にとって中国系の航空会社の中で一番好きなキャリアとなっている。
 

2013年4月1日月曜日

PiTaPa



【コレクション№】 002

【 名 称 】 PiTaPa (ピタパ)
【発行元】 スルッとKANSAI
【取得地】 日本
【 機 能 】 交通カード



決済方法が異なる交通カード

 通勤に使っている近鉄系の交通カード。他の交通カードと違いポストペイ(後払い)方式なので、チャージ残高を気にせず使うことができ、”今残高いくら残っているんだ?”と気にする必要もないので非常に便利。

 このカードを入手したばかりの頃、ポストペイ方式の意味が分からず現金をチャージして、数年間その金額がチャージされたままとなっていたが、今年25年の交通カード全国使用により、やっと使うことができた(笑)。

 通勤以外にも出張する時の地下鉄や近鉄、南海などの乗車時も現金要らずなので重宝している。このカードの利点はチャージ要らず以外にもネットで会員登録すると使用履歴が閲覧できること。いくら使ったかメモしなくても、履歴が確認できるので出張清算も楽々です。